人気ブログランキング | 話題のタグを見る

丁寧に心豊かな日々を暮らしたい・・・・


by LesSylphides
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

贅沢レッスン

今夜のレッスンはプロの現役ダンサーに指導していただくという
贅沢レッスンでした!


海外のバレエ団でファーストソリストをされているダンサーで、
毎年夏に帰国され、レッスンをして下さったり、
大人のクラスで一緒にレッスンをされたりするのです。

草バレエ(violettyさんのお言葉お借りしました)に
現役プロダンサーって、何て贅沢なんでしょう。


今夜のレッスンでは・・・・

膝を入れる
バレエにとって当たり前の当たり前というこの膝を入れるということ。
意識してみると、いかに普段膝が入っていないかが分かりました。

膝をいれると、自然に背が伸びます。
そしてこの状態でぐらつかないようにするために腰が入るのだそうです。
膝が曲がっていると、色々なところに力を入れてバランスをとれるけれど、
膝を入れると腰でバランスをとるしかなくなり、自然と腰が入るのだそう。
やってみると確かにそんな気がしました。

また膝を入れ完全に伸びると上体が上がり、
足指が解放されます。
その状態で床を押すとのこと。
いつも足指がカギ立ちにならないよう指を伸ばすことに重点を置いていましたが、
そちらに集中し過ぎると、上体がかえっておろそかになったり、
軸が分からなくなることもありました。
膝を入れる・・・これだけで軸が感じやすくなりました。



自分のいい所に立つ

何のこと?という感じですが、
無理にアンディオールせず、自分の身体の開く所でかかとをまわし、
きちんと腰が入り、片足でもバランスがとれる位置に立つ。
ということだと思います。
特にアラセゴンやパッセの脚は無理に真横に出さないように。
アサンブレやシソンヌ等の動作の後のプリエは必ず「自分のいい所」にいること。



レッスン内容では、

クペ(クドゥピエ)バランス
膝を入れ、クペバランスで立てる所でいつも動けるように、
何度もクペバランスをとり入れ、いい位置を確認させられました。
クペのピルエット
パッセでなくクペでのピルエットの連続で、
クペバランスの位置にすぐに立つという練習です。
「回ろうとせず、さっきのクペバランスの位置に立つだけ!
膝を入れて!」
と何度も強調されていました。

最後に
自分の身体は自分が一番分かっている。
とにかく自分で感じること。
とおっしゃっていました。

今日は子供たち(中高生)の目が一段と輝いていたようです。
プロを夢見る子にはもちろん
趣味の子にも、
そして私のような草バレエの人にも
刺激ある時間でした。

by LesSylphides | 2011-07-02 00:14 | バレエ