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丁寧に心豊かな日々を暮らしたい・・・・


by LesSylphides
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アンディオールについて考えてみた

アンディオール・・・・
バレエでは股関節から脚を外に開くのが基本です。
ただつま先を外に向けるのではなく、
股関節から、太もも、膝、ふくらはぎ、足を外に回し、
常にその回すエネルギーを持ち続けるのがアンディオールなのだと理解しています。


これが難しい。
1番ポジションで足が真一文字にできたり、
きれいな5番ポジションは私の憧れ。
大人から始め、身体の硬い私は、
プレパレーションの時点でさえ開ききらないし、
まして踊り出したら、回すエネルギーはどこへやら、
バレエでなくお遊戯っぽくなってしまいます。


それでも少しでも上達したい。


レッスン後の自習で、先輩にアドバイスをいただきながら、
美しい5番について考えてみました。


美しい5番へのアプローチとして
・かかとを前へ。
・ぞうきんを絞るように脚をまわす。
・つま先と膝の向きを揃え、膝を横に。
・脚のエネルギーは横から中へ、そして引き上げる。
・座骨の下の筋肉を回す。
・上半身は引き上げる。
などなどたくさんの表現で教えていただいています。

今の私の悩み
・膝が伸び切らない。
・膝を伸ばそうとすると、腿がまわっていないので、前の膝が横向きに伸びず
 後ろに伸びようとして後ろ膝を押してしまい、ますますかかとが後ろにいってしまう。
・骨盤が引きあがらず、脚にのっかっている感覚があり、脚を伸ばしきるスペースが股関節にない。

いただいたアドバイス
・やはり骨盤が引きあがっていない。
・上半身の引き上げ方として、腹筋をおへその下から背中のウエスト辺りに向かって斜め上に
 引っ張り、それを背中から上に引っ張る。
・その際、胸で上半身を上げようとしない。

先輩が言葉だけでなく、実際に私のお腹と腰を持ち上げて下さった。
そうすると、確かに骨盤と脚の付け根にスペースができる感覚がし、
脚を骨盤の下で伸ばせる気がしました。
そのため、身体が中心に集まり座骨が寄る感覚もありました。



このように文章にしてみると、
何年もやってきて分かり切っていることばかり。
でも、分かるのと身体が感じるのでは違うように思います。

たまに、「先生がおっしゃっていたのはこのことだったのか」と、
身体が感じることがあるのですが、今回もそんな感じ。
基本中の基本なのに今頃??ではあるのですが・・・・


そしてさらに自分なりに感じたこと
・座骨が寄りより身体が中心に集まると、お尻の外側の筋肉に力が入り過ぎず、
 座骨下の腿を回しやすい。
・上半身を引き上げることに気を取られ過ぎかかとまで浮きそうになっていたが、
 かかとを内側に引っ張ることで、脚全体が伸び、股関節も伸びる。

そして、思いだしたのが、これ。グーポです。
アンディオールについて考えてみた_b0218881_16582522.jpg


健康サンダルのようですが、
踵を踏む力のアップ、アンディオールの訓練のためのトレーニングサンダル。

しばらくその存在を忘れていたのですが、
久々に使ってみると、今の私の課題であるかかとを引っ張る意識に効果があるように感じました。
素足で使うものなので、今の時期寒くて敬遠しがちですが、
時々でも頑張って使ってみよう!

by LesSylphides | 2012-01-17 17:16 | バレエ